車を高く売却!現役のトップ営業マンがコツを教えます!

某買取チェーン全国営業成績1位獲得した営業マンによる車買取りについてのつぶやき

車と書類が揃ってから入金

売却代金の入金条件

 

お客様によっては、車を渡したらすぐにお金がもらえると思っている方もたまにいらっしゃいます。車売却時の大原則として「車と書類が完全に揃ってから入金」というものがありますので、簡単にご説明します。

ここでいう書類というのは、車の名義変更に必要な書類の事を差します。名義変更に必要な書類というのは、一般的には印鑑証明、委任状、譲渡証の3点セットです。

車の所有者の印鑑証明、その印鑑証明の実印が捺印された委任状、譲渡証、この3点で名義変更が可能になります。

他にも、当然、車検証や自賠責保険、リサイクル券、自動車税納税証明書、自動車税の名義変更に必要な書式(還付委任状等)なども必要になります。

もしも貴方の車の車検証の名義がローン会社やディーラーだったら、それはそれでまた別の書式が必要になったりします。

この辺りは書き出すとキリがないので割愛しますが、車を売却する契約をしたら、その場で営業マンが必要書類を説明してくれますので、それをキッチリそろえる事が大切です。

車を引き渡すだけでは入金されない

 

そして、その書類が完璧に揃っており、車を引き渡した段階で、初めて入金が可能となります。車を引き渡すだけではダメで、書類が揃って初めて入金されます。

なぜでしょう。車を買いとっても、名義変更が出来なければ転売できません。所有者がお客様のままでは転売が出来ません。つまり書類が揃っていなければ転売できず、商品になりません。

仮に車は受け取ったけど、お客さんが書類を1カ月、2カ月経っても揃えてくれないとなったら、その間、車は転売も出来ず、極端な話、ただ鉄くずとして置いてあるだけの状態になります。むしろ駐車料金をもらいたいぐらいですかね。

書類に不備があって入金してしまうと、「後で送るよ」と言われても、いつ来るか分からず、お金を払う立場からすれば怖くてお金を払えないんです。連絡取れなくなったら、転勤で海外行っちゃったら、亡くなってしまったら、書類が揃わなければ車は転売できず、払ったお金が丸損で大損失になってしまいますね。

例えていえば、電動自転車を知り合いから買ったんだけど、充電のバッテリーをもらい損ねた。とりあえず代金は払った。知合いが事故で入院してしまった。こんな状況ですかね。バッテリーがないから使えないし、転売も出来ないし、でもお金払っちゃったし、どうする事も出来ないでただ退院を待っている状態・・・

しかも、待っている間、中古車は相場が変動しますので、基本的に時間経過と共に相場が下がります。2か月後にやっと書類が揃ったところで売却しても、20万も相場が下がってたら大損です。なので、書類遅延は減額対象になる会社がほとんどです。車があっても書類がなければ転売出来ませんので。お客様の非ですので致し方ないという事になります。まー数日であれば良いですが。そんな事情もあって、「書類と車が揃ってから入金」というのが車売却の大原則となっています。

以下、入金に関する関連リンクです。