車を高く売却!現役のトップ営業マンがコツを教えます!

某買取チェーン全国営業成績1位獲得した営業マンによる車買取りについてのつぶやき

事故車と修復歴

修復歴「あり」か「なし」か?

貴方が過去、事故をしたことがある場合について、その事故の内容から、多少は判断は可能です。

車の知識のないお客様の場合、ちょっとドアをこすっただけでも「事故した事があります」と答えるお客様もいらっしゃいます。

査定士が確認したいのは「修復歴があるかないか?」ですので、このぐらいなら全然大丈夫です。

以下、通常、修復歴が「あり」になる可能性の高い事故の例を上げてみます。

  • 後ろから乗用車に突っ込まれた。
  • 前の車に突っ込んでしまった。
  • 正面衝突
  • 斜め前方を相手車輌にぶつけた。
  • フェンダー部分に横から車に突っ込まれた。

この辺は、ほぼ「修復歴あり」になると思って間違いないでしょう。逆に以下の場合は、車を良く見てみないと分からないケースです。

  • 駐車場でバックしていて、ポールに後ろバンパーをぶつけた。
  • 同じく、前バンパーをぶつけた。
  • 前から原チャリにぶつけられた。
  • 同じく、後ろを原チャリにぶつけられた。
  • 軽自動車におかま掘ってしまった。
  • ガードレールに右側面をこすってしまった。

まーいわゆる、ちょっとした事故です。警察を呼ぶ事故もあれば、呼ばないケースも含め、車をちょっとぶつけてしまったケースです。この場合、そのまま修理していない事もあれば、修理している場合もあります。

修理していない場合、いわゆる車の骨格部位が損傷しているか?で判断します。修理している場合は、同様に、修復歴ありになるであろう部位に修理後などがあるか、等々、色々なところで判断しています。

外車と軽自動車

外車、特にドイツ車、例えばベンツやBMWなどは、実に頑丈に出来ています。一方で日本の軽自動車などは、安全装置は現在日々進歩していますが、車の頑丈さで言ったら、まだ弱いです。(例えば、ドアの厚さなども薄いです)

あるケースで、ベンツのお客様が「以前軽自動車におかま掘った事がある」という事がありました。軽自動車は割と後ろがぐっしゃりだったそうです。

しかし、ベンツはバンパーの塗装をぬり直したぐらいだったそうです。そして査定して良く見ましたが、いわゆる骨格部位には何ら損傷や、修理歴はなく、修復歴なしで査定を終えました。

当然、相手の軽自動車はがっつり事故車です。売却時は大きく査定ダウンされてしまうでしょう。ちなみに、任意保険では車の修理代は保証されますが、査定ダウン額までは保証されませんので、こういうケースでは軽自動車のオーナー様はお気の毒です。

車によって、修復歴ありになるか、なしになるか、変わってくるという事ですね。

ご拝読、有難うございました。