車を高く売却!現役のトップ営業マンがコツを教えます!

某買取チェーン全国営業成績1位獲得した営業マンによる車買取りについてのつぶやき

車の査定って何してるの?

査定とは?

査定とは、辞書で調べてみると「中古車を取り引きする場合や、遺産相続などで車両の価値を評価する際に、年式、損耗度などを評価し、クルマの価値を決めること。各車の流通価格データをもとに車両の程度に応じて減点・加点して評価額を算出する。」みたいな事が書いてあります。

ここでいう流通データというのが「オートオークション」の事ですね。つまり、車の状態を確認し、オークションデータを参考に買取価格を算出する事、これが車の査定という事になります。


オークションについては以下などご参照下さい。 


査定でやっている事

 

では査定で具体的にやっている事は・・・
まず写真を撮ります。買取価格を算出するのは現場に来ている営業マンではなく、会社にいる専門の方です。決済者。買取業界の場合はまー偉い人、ですね。

その方に買取価格を出してもらうために色々な情報を送るのですが、写真は重要です。外観、傷の具合だったり、内装の汚れ、装備品など、色々な角度から細かく写真を撮って送ります。

車検証の内容も然り。装備品、オプション品の有無、この辺りも詳しく送ります。

そして重要なのが、不具合箇所と修復歴。仮に査定額100万円でも、修理代が20万かかる不具合があれば、査定額は80万円になりますので、不具合箇所の確認を行います。

さらに重要なのが修復歴の有無の確認。査定額100万円の車でも、修復歴次第では60万、70万にもなります。事故の形跡はないか?あった場合はどの程度損傷したのか?などを、お客様へのヒアリングも含めて行います。

何分ぐらいかかる?

 

例えば、お客様へのヒアリング5分。写真撮影5分。車検証記入と装備品の確認及び記入又は入力で5分。傷の確認と記録、修復歴有無の確認で5分。これで20分です。

実際には修復歴の確認に手間取って10分かかる事もあったり、傷が多ければ傷の確認や傷の写真撮影で時間がかかったり、特殊な車、輸入車で装備品確認に時間がかかったり、等々もあって、30分かかる事もあります。逆に古い車や装備品のあまりない車など、ぱっぱと10分15分で終っちゃう事もありますが。

外装も、傷だけでなく、板金しているかの有無、交換してるかの有無、へこみ、曲がり、下回り、屋根、ガラスに飛び石はないかなど、査定しているのを見ていると分かりませんが、結構細かいところまで見ています。

内装も匂い、汚れ、天井、ダッシュボードの状態などを見たり、ペット毛の有無、シートの破れ、こげの有無、ハンドルの擦れや各備品の破損の有無、もちろん伝送系の動作確認まで、短時間に結構な量の作業をしています。

あとは車のグレードの確認だったり、外装色の色コードというのがあるのですが、それの確認なども行っています。

そして最後に、確認した内容、データを会社へ送信して完了となります。今はほとんどの会社が、携帯のアプリを使って会社のデータベースへ情報を同期させている感じですね。

ご拝読、有難うございました。