車を高く売却!現役のトップ営業マンがコツを教えます!

某買取チェーン全国営業成績1位獲得した営業マンによる車買取りについてのつぶやき

車の査定におけるシートの汚れや染み

シートの染みや汚れについて

ファミリーカーなど、お子様を乗せている車にはシート染みはつきものです。どんなに綺麗に乗っていても、シート染みやシートの汚れなどは避けられませんよね。

このような場合、複数シートに染みがあれば評価は「C」になると思って下さい。では、これを「B」に上げるにはどうすれば?ですが、この染みはなかなか取れませんので、諦めちゃった方がいいかと思います。

このぐらいの染みであれば「買いたくない」「いらない」とはなりません。通常ファミリーで使うような車ですと、そんなに珍しい事ではありませんので、あまり気にされないで大丈夫と思います。

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それよりも、掃除すれば綺麗になるところに時間を割いた方が良いでしょう。たとえばお菓子のカスがフロアに散らばっているとかですね。印象悪いです。ちょっと掃除機をかけたり、ガソリンスタンドで1回掃除をお願いしちゃったりですね。

まー掃除機かければ綺麗になるので、査定する側にとってもそんなに気にはしないのですが、なにせパッと見の第一印象が大事ですので、綺麗に掃除されてれば印象は良くなります。査定するのも人間ですので、印象次第で金額も変わってきます。

シート破れや穴について

シートが破れてしまっていたり、穴が開いてしまっていても同様です。補修は大変です。もしも裁縫が得意な方であれば、補修しておけばベストですが、よっぽどひどくない限りは「D」にはなりませんので、多少綺麗にしても「C」は「C」です。

実際に価格を決める人、これは現場の営業マンではなく、その上司や本部で価格を決める部署にいる方ですので、その方からすると、基本的に内装は評価点「ABCD」ぐらいしか気にしません。

なので、綺麗にしてある「C」でも、そのままの「C」でも、そんなに価格には影響しないんですね。この車なら頑張れば「B」になるのであれば、頑張った方がいいですが、シート染みや穴、破れなどがあれば「B」は難しいですので、「D」ほど汚くなければ、あまり気にせずで大丈夫です。

「C」と「D」の違い

なお「C」になるか、「D」になるか、実は大きな違いがあります。各社の評価基準、各オークション会社の評価基準にもよりますが、例えば外装がピッカピカ、事故歴もなし、でも内装が汚いケースがあります。

もしも内装も綺麗で内装「B」であれば、総合評価点は4.5点になりますが、これが内装が「C」だと最高でも4点、内装が「D」だと最高でも3.5点しか付けられない場合があります。

この総合評価点というのが、車の価格を決める上で最も重要な点数です。4.5点と4点でも大違い、4点と3.5点でも更に大違いです。そして、どんなに外装がきれいでも、内装次第で5点→3.5点までなり得てしまいます。100万前後の車でも、普通に20万、30万違う場合もあります。

特に4点と3.5点の差は大きいです。なので汚くても「D」にならない事が重要です。査定前には是非、車の中をチェックしておきましょう。

ご拝読、有難うございました。